cafe&bar totoru
cafe&bar totoru
東京 茗荷谷でスケルトン状態だったこの物件と初めて出会ったとき、
両方の入り口を通り抜ける風がとても気持ちよく、入口が2つあるカフェを創ることとなった。
全国の大工仲間、スタッフ、手伝いに来てくれた多くの友人たちの手によって製作し、
2013年2月にオープン。
ブラックウォールナットのカウンター、カキノキの酒棚、レットシダー、スギ…
何種類もの木材をもちより、樹々の香りが漂う空間となった。
自然の中にいるような感覚をコンセプトに、カヌーの本棚、
波立つ壁や滝が流れる洞窟のようなトイレ、
裏通り側の入口は木の枝にとまる鳥を表現した折れ戸など、
店の至る所に自然を感じさせる要素をちりばめている。
また、手で縫い合わせた革張の床と何種類もの木材のナリを生かした床は
川のようなラインを描き、扉と扉を繋いでいる。